[メイン] GM : 準備はいいか教えろ
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : (ラーメンを啜る音)
[メイン] レイナ・プラウラー : 教える
[メイン] ウタ : 教える
[メイン] アリアル : アリアルさんだよ
[メイン] 美樹さやか : 教えると思った?教えちゃうよ!
[メイン] GM : 出航だァ~~~
[メイン] レイナ・プラウラー : 出航だ~~~~!!!
[メイン] 美樹さやか : 出航すると思った? さやかちゃんでした!
[メイン] アリアル : すごい出航だよ
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : (ラーメンを啜る音)
[メイン] ウタ : 出航だァ~~~~!!
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 開始前の処理を行う
[メイン] GM : 終わり
[メイン] GM : では始まりの朝です
[メイン] GM : ここは平和な村ですが、村になんか百合乱暴してくるヤバい奴がいるらしいという噂が広まってます
[メイン] アリアル : 「おはアリアルさんだよ」
[メイン] GM : まあそんなことあるわけないよね。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 朝からやってるラーメン屋の暖簾から、当然のように潜って出て来る。
[メイン] 美樹さやか : 「おっはよー!可愛いさやかちゃんだぜ☆」
[メイン] ウタ : 「何そのヤバい噂…怖…」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「そんなわけない。同意なしでなんて…ダメ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……おや、皆さん集まって、どうしましたか?」
[メイン] アリアル : 「すごいうわさがあるよ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ゆっくりと小首を傾げる、無表情の少女。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「噂ですか」
[メイン] アリアル : 「見てごらん」
[メイン] 美樹さやか : 「確かにすごい噂だけどさぁ」
[メイン] ウタ : 「何か夜にレイプ魔が現れるんだって」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
赤目に、橙色の長髪。言ってしまえば美少女である。
ラーメン臭はするが。
[メイン] アリアル : 「こわいね」
[メイン] 美樹さやか : 「うぇぇ……ストレートな犯罪じゃんか…」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「レイプ魔ですか……ふむ……」
顎に手をやり。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「こわいけど…私はみんなを信じてるから」
[メイン] アリアル : 「なーに」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「大丈夫でしょ、多分」
[メイン] 美樹さやか : 「…ていうか、みんな女の子だしね」
[メイン] アリアル : 「アリアルさんのすごさを見ればコレくらい怖く無いさ」
[メイン] ウタ : 「確かにそうだね」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「すごさですか?」
[メイン] 美樹さやか : 「ほうほう、すごさ」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「どれくらいすごいんだっけ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 無表情で小首を傾げる小泉さん。
[メイン] ウタ : 「凄さ?」
[メイン] アリアル : 「すごい、それはもう目には見えない魅力が溢れるくらいにはすごいアリアルさんだよ」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「なるほど……」
どうやら納得した様子。
[メイン]
アリアル :
「褒めてもらっても構わないアリアルさんだからね」
胸を張りつつ、ないけど
[メイン] 美樹さやか : 「む、むむ? とにかくすごいって事だね!」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「……そ、そっか」
[メイン] 美樹さやか : 「よーし!えらい!りっぱ!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「つまり……お腹が空いたということでしょうか?」
[メイン] アリアル : 「そうだね朝ごはん食べてないね」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「ちなみにこれから、ラーメンを食べに行く予定です」
[メイン] 美樹さやか : 「おおう…朝からヘビーファイターだね…」
[メイン] ウタ : 「へ~!私も一緒にいい?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「もちろんです」
[メイン] 美樹さやか : 「じゃ、あたしも!」
[メイン] アリアル : 「楽しみだね」
[メイン] ウタ : 「うわあり!」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「うーん…クラゲラーメンはある?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「すみません……実は、二郎系ラーメンでして」
[メイン] アリアル : 「なにっ」
[メイン] ウタ : 「クラゲ…?キクラゲじゃなくて…?」
[メイン] アリアル : 1d100 食べれる度 (1D100) > 43
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 無表情ながらも、申し訳なさそうにレイナに頭を下げ。
[メイン] アリアル : 「半分くらいならギリいけるよ」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「二郎系…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「残した場合は私が食べます」
[メイン] アリアル : 「なそ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「行きましょうっ」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「ん…でもちょっと興味ある」
[メイン] 美樹さやか : 「んに」
[メイン] ウタ : 「行こう!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ふんす、と鼻息を荒げ、ラーメン屋へと進んで行く。
[メイン] アリアル : 「そういうことなら誘いには断らないアリアルさんだからね」
[メイン] 美樹さやか : 「う、うおおおおお!!!度胸と根性だー!!!」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「私も行ってみるよ」
[メイン]
初日犠牲者(♀) :
「へいらっしゃい!」
タオルを頭に巻いて、ラーメンの熱気に汗をかきながら迎えてくれた。
[メイン] GM : あなたたちはラーメン屋で楽しい一夜を過ごして眠りにつくだろう。
[メイン]
GM :
[メイン] GM : そして戦慄の夜が訪れた……
[メイン] GM : 夜時間は3分
[メイン] GM : 夜が終わった
[メイン]
GM :
朝が来ました
村にはラーメンを啜る音と、誰かの歌声が響いています
ご機嫌な朝ですね
[メイン]
アリアル :
「…ふんふーん」
アリアルさんの朝散歩だよ
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 違うラーメン屋の暖簾から潜って出てくる、無表情の美少女小泉さん。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……おや、アリアルさん」
[メイン] アリアル : 「おや、昨日ぶりだね」
[メイン] 美樹さやか : 「おっはよー!!」
[メイン] ウタ : 「~♪」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「はい、おはようございます、ご機嫌ですね?」
[メイン] 美樹さやか : 「…うっぷ」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「~~♪」
歌いながら散歩
[メイン] ウタ : 「おはよ~!!」
[メイン] アリアル : 「やあ、アリアルさんだよ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「大丈夫ですかさやかさん?」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「おはよ」
[メイン] 美樹さやか : 「き、昨日のラーメンがまだ胃袋に溜まってる気がするよぉ……」
[メイン] アリアル : 「無理やり食べ過ぎるのは良く無いよ」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「凄かったもんね…二郎系」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「なるほど……これから、また二郎系ラーメンを食べに行く予定でしたが……」
[メイン] 美樹さやか : 「え、うそ!?」
[メイン] アリアル : 「アリアルさんは5分の2でギブアップしたからね」
[メイン] ウタ : 「確かにすごかったね~」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「さやかさんは、難しいでしょうか?」
少し寂しげな表情で。
[メイン] 美樹さやか : 昨日アレだけ食べたのに……!?
[メイン] ウタ : 「マジで!?いこいこ!」
[メイン] アリアル : 「いっそ健康に障らないかいそれは…」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「ほら、サイドメニューとかもあるし…」
さやかに
[メイン] 美樹さやか : 「う、うう……そんな顔をされたら逆らえない……」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「ラーメンは健康食です」キッパリ
[メイン] アリアル : 「なら仕方ないね」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「一緒に行かない?」
結構ラーメンを気に入った
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : さやかの返答に、ニコリと微笑む。
[メイン] 美樹さやか : 「う、うあああ!!やってやる!!やってやるよぉ!!」
[メイン] アリアル : 「こわいね」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「では行きましょうっ」
次なるラーメンを待ち遠しそうに、ほんの少し早歩きで、件のラーメン屋に向かうも─────。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「うん、レッツゴー」
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
ラーメン屋では凄惨な光景が広がっていました。
ラーメン屋の店主である初日犠牲者さんは乱暴された様子で放心しており、その上、縄で縛られて拘束されたまま放置されていました。
更に酷いのが、店内のテレビから流れている光景です。
卑劣な下手人の姿こそ映っていませんが、初日犠牲者さんが何をされたのか……下手人は録画し、テレビから流してこの場を立ち去ったようです。
[メイン] アリアル : 「…っ、これは」
[メイン] アリアル : 「これは、これは…」
[メイン] ウタ : 「!?」
[メイン] 美樹さやか : 「……わ、わあ……!!」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「………なに、これ」
[メイン] アリアル : 「一体全体、なにが…」
[メイン] ウタ : 「う……うわぁ…」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「っ………!!」
口元を抑え、悲痛そうな表情を浮かべる。
[メイン] 美樹さやか : 「な、なな。なんで、こんな……いや、ていうか。これ、な、なに!?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「そ、そんな……どうして……!」
[メイン] 美樹さやか : 顔を真っ赤にして口元を押さえ震えている
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「…………っ」
やりきれない顔で、無言でテレビを消し
[メイン] りあむ : 「引きこもってるうちに大変なことになってる!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………!りあむさん」
[メイン] アリアル : 「お、おや?別の店員さんですか?」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「とりあえず…解いてあげよう」
[メイン] アリアル : 「あ、りあむさんだったか」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : レイナにこくりと頷く。
[メイン] 美樹さやか : 「しょ、しょうだね!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : そうして、いそいそと拘束を解いてあげる。
[メイン] アリアル : 「それと…ええと」
[メイン] アリアル : 「警察だね、警察」
[メイン] ウタ : 「だね…」
[メイン] アリアル : 「兎も角早く処置しよう、コレはひどいや」
[メイン] 美樹さやか : 「…だね、後、タオルとか…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「はい………どうして、美味しいラーメンを作ってくれる店員さんが、こんな目に……」
[メイン] アリアル : 「…もしや」
[メイン] アリアル : 「この前の…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「…………!」
[メイン]
初日犠牲者(♀) :
「はっ……ひっ、ひぃ……こ、来ないで……!」
拘束から解かれるなり、過呼吸でみんなと距離を取りました。
心に深い傷を負っており会話はできなさそうです。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「……例の、百合乱暴」
[メイン] アリアル : 「…警察もだけど、救急車もいりそうだね」
[メイン] アリアル : 「ああ」
[メイン] りあむ : 「まるで生ライブの後のオタクだぁ…」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「………落ち着いてください、店員さん、私です」
それでも必死に介抱を進める。
[メイン] アリアル : 「…りあむは聞いてるかい?あの話」
[メイン] 美樹さやか : 「……強姦魔だってさ」
[メイン] りあむ : 「引きこもってたから聞いてないね!」
[メイン] アリアル : 「昨日張り出されていたあの…」
[メイン] 美樹さやか : 「酷いよね、こんなふうに人を弄ぶなんて」
[メイン]
初日犠牲者(♀) :
「ふうっ、ううぅぅう……!!」
小泉さんの胸の中で泣きじゃくってますね。
[メイン] アリアル : 「それも相当趣味が悪い」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「………許せない」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「よしよし……もう大丈夫です……」
優しく背中を摩る。
[メイン] アリアル : 「……ふむ…」
[メイン] 美樹さやか : 「……」
[メイン] ウタ : 「大丈夫……?」
[メイン] 美樹さやか : 指を口元に当て
[メイン] アリアル : 「大丈夫では、ないだろう」
[メイン] アリアル : 「だけど、ひとまず保護するしか無いね」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「………精神的苦痛が、あまりにも……」
悲しげな表情で。
[メイン] 美樹さやか : 「なんで、店員さんは私たちを見ておびえたんだろう? 犯人は男の筈なのに…」
[メイン] アリアル : 「いや…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「…………え?」
[メイン] りあむ : 「だよねえ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : さやかの言葉に、瞬きを幾つか。
[メイン] ウタ : 「?」
[メイン] アリアル : 「……多分、女じゃないのかな?」
[メイン] りあむ : 「ん?」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「それは、どういう意味でしょうか……?」
眉を顰め、小首を傾げる。
[メイン] 美樹さやか : 「……え?」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「男…?」
[メイン] アリアル : 「百合乱暴、と書いていただろう」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……………」
[メイン] 美樹さやか : 「………ゆりらんぼーってそういう意味だったの?」
[メイン] りあむ : 「つまりこの中に同性愛者が!?」
[メイン] アリアル : 「アレは即ち、女性に対してそういう目で見る人による犯行ということだよ」
[メイン] 美樹さやか : 「………」
[メイン] ウタ : 「え……」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「………私は、皆さんを疑いたくありません……」
眉をハの字にしながら。
[メイン] 美樹さやか : き、キメ顔で言ったのにみんなあたりまえにわかってたの──!?
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「大切なラーメン仲間なのに……」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「………そうなる」
なにせ、村の女性はここにいる7人のみ
[メイン] アリアル : 「…ふむ」
[メイン] アリアル : 「…」
[メイン] りあむ : 「やっば…誰も信用できないじゃん。まあボク狙うもの好きはいないだろうけど」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「え?……りあむさん、可愛いじゃないですか?」
不思議そうに首を傾げる。
[メイン] アリアル : 「そうだね、なら」
[メイン] アリアル : 「よし、犯人探しというのは好きでは無いが、一つ聞いてほしいな」
[メイン] 美樹さやか : 「…!」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「……」
アリアルの方をじっと見る。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「ん?どしたの?」
[メイン] りあむ : 「ちょっとおっぱいでかいだけだしこれ男にしか効かないでしょ」
[メイン] アリアル : 「前々からアリアルさんのすごいやつを見せる機会がないままだったが、実のところ」
[メイン] アリアル : 「アリアルさんはすごいので人のやってる事が何となくわかる、というやつだ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……!……では、犯人がもう、既に……?」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「ふむ…というと?」
[メイン]
りあむ :
「え?もう解決じゃん」
拍子抜けする
[メイン] アリアル : 「詳しく説明すると専門学的になるのでアレだけど、簡単に纏めると未来予知的なアレと言っていい」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「すごい」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ふむふむ…と頷く。
[メイン] ウタ : 「そんな事できるの!?」
[メイン] アリアル : 「なので昨日はちょっとアレな噂を聞いて心配だったからね」
[メイン] 美樹さやか : 「おお……!!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………なるほど……分かりました……それでは、お聞かせいただいても?」
[メイン] アリアル : 「私を褒めてくれてたさやかをじっくり調べておいたんだ、そうする事でもし危ないことがあっても大丈夫だしね」
[メイン] 美樹さやか : 「えへへ……嬉しいな」
[メイン] アリアル : 「そうしてみた結果、普通に過ごしてた、と保証しておく」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : その言葉に、ホッと胸を撫で下ろす。
[メイン] アリアル : 「つまり、少なくともコレで犯人の候補は一人除外できるわけさ」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「…そっか、さやかはさやかだもんね」
嬉しそうな顔
[メイン] 美樹さやか : 「ふぅ……これで安心…かな?」
[メイン] アリアル : 「とはいえ、全員一気に見るのは少し難しいから」
[メイン] ウタ : 「なるほど~…」
[メイン] りあむ : 「まあ彼氏さんいるもんね!」
[メイン] アリアル : 「明日確認して欲しい相手がいるなら決めてくれないかい?」
[メイン] 美樹さやか : 「オッケー!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「むむ……確認してほしい方、ですか……それは難しい質問ですね……」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「ん、それじゃ私からも」
[メイン] アリアル : 「その子を余さず調べてしっかりアリバイを証明してあげようとも、アリアルさんのすごいやつだからね」
[メイン] 美樹さやか : 「…!」
[メイン] りあむ : 「!」
[メイン] アリアル : 「おや」
[メイン] ウタ : 「!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「!」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「私は朝歌ってたんだ。みんなも聞こえてたでしょ?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : こくりと頷く。
[メイン] りあむ : 「寝てた…」
[メイン] アリアル : 「そうだね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「事件現場を見た感じ…犯行は夜から朝」
[メイン] ウタ : 頷く
[メイン] アリアル : 「ふむ」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「これ、私のアリバイにならないかな?」
[メイン] アリアル : 「…成る程、ふむ…」
[メイン] ウタ : 「なるほど…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「そうですね、私は信じても良いと思います」
[メイン] 美樹さやか : 「……うーん、反抗時刻がはっきりとわからないから。確実な証拠にはできないけど」
[メイン] アリアル : 「そういう事ならこうしよう」
[メイン] 美樹さやか : 「む、アリアルにはいい考えが?」
[メイン] アリアル : 「コレから事件収束まで、定刻に歌を歌ってくれていて欲しい」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「そういうことなら、任せて」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「いつも毎朝歌ってるし」
自慢気な顔で
[メイン] アリアル : 「良いことだよ、それに」
[メイン] アリアル : 「コレはあまり良い、訳ではないが」
[メイン] アリアル : 「仮に次の犯行が起きたとして…そうだね」
[メイン] アリアル : 「ビデオに君の歌声が残れば、アリバイになる…と思うんだ」
[メイン] 美樹さやか : 「…潔白の証拠、って事だね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「……なるほど」
[メイン] アリアル : 「尤も、それは見たいというわけではないけどもね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「そうだね。私も同じ意見」
[メイン] アリアル : 「ともあれ、そう言った行為を示してくれれば判断を後にする理由にはなる」
[メイン] アリアル : 「判断の選択肢を狭められるのは好都合だ」
[メイン] アリアル : 「と、なれば次の確認は小泉かウタかりあむになるね」
[メイン] 美樹さやか : 「だーね」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「私、ですか……」
[メイン] アリアル : 「疑ってる訳ではないよ、でもその」
[メイン] りあむ : 「僕がレズなわけあるかぁ~!どっからどう見てもノンケだろ!」
[メイン] アリアル : 「証明が出来ないのもそれはそれで不健全だ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………なるほど、それでしたら、分かりました」
[メイン] アリアル : 「なので、もしやましい点がないなら証明か、素直に調べられてくれるとありがたい」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「私は、昨夜からずっと、朝まで………」
[メイン] 美樹さやか : 「…ラーメン?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「ラーメンを食べてました」
[メイン] アリアル : 「…」
[メイン] 美樹さやか : 「やっぱり…」
[メイン] りあむ : 「逆に不可能だろそれえ!?」
[メイン] アリアル : 「…いや、確かめようはあるね」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「とても美味しかったです」
ほっこり顔。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「…まあ、歌ってる時にラーメンを啜ってる音が聞こえた」
[メイン] ウタ : 「ずっと!?」
[メイン] アリアル : 「なにせ、もしコレで犯人なら」
[メイン] アリアル : 「被害者にとてつもないラーメン屋の匂いが染み付いてしまうだろうし」
[メイン] 美樹さやか : 「………う、うん。それは確かーに?」
[メイン] ウタ : 「あ~確かに…?」
[メイン] 美樹さやか : 微妙そうな顔で首を傾げつつも肯定する
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……そもそも」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「私は、ラーメンが好きです」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「……被害者に、ラーメン屋のにおい…」
被害者は…ラーメン屋の店主…
[メイン] アリアル : 「それにそもそも食いながら被害者にバレずに襲うのも難しい話だし」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「どうして、大好きなラーメンを作ってくれる店員さんを襲う必要があるのでしょうか」
[メイン] アリアル : 「そこに関しては、詰め寄る気はないから安心しておくれ」
[メイン] 美樹さやか : 「うーん、そこは言い切れないけど。まあ、念のためにね」
[メイン] アリアル : 「ともすれば、ウタとりあむちゃんだね」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………わかりました」
[メイン] りあむ : 「ラーメンより女の人食べたくなったんじゃない?(適当)」
[メイン] アリアル : 「そういう暴論は君にも言えてしまうから良く無いよ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ぷくぅー。と頬を膨らませる小泉さん。
[メイン] アリアル : 「しっかりとした理由を探さないと場が混乱してしまうからね」
[メイン] 美樹さやか : 「うんうん」
[メイン] アリアル : 「という事で、二人のどちらかを調べるつもりだけど良いかな?」
[メイン] 美樹さやか : 「うん、私は賛成!」
[メイン] アリアル : 何か弁明できるなら、それを汲もうと思っているよ
[メイン] レイナ・プラウラー : 「私も、賛成」
[メイン] りあむ : 「まった!ボクもアリバイがあるよ!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ちらりと、りあむとウタを見る。
[メイン] ウタ : 「そうだね~私もいいよ~~~!」
[メイン] ウタ : !
[メイン] アリアル : 「先に聞こうか」
[メイン] 美樹さやか : 「はい、りあむちゃん!」
[メイン] りあむ : 「今日まで引きこもって寝てた!さっきまで出てこなかったのがその証拠!」
[メイン] アリアル : 「うーむ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「太りますよ」
[メイン] 美樹さやか : 「却下!」
[メイン] アリアル : 「それに関してはちょっと厳しいね」
[メイン] りあむ : 「傷付く!?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : りあむの横腹を摘まむ。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「うーん…私たちが見てないうちに出てかもしれないし」
[メイン] アリアル : 「他の人から確認できる点がないとね」
[メイン]
りあむ :
「ああああつままないでえええ」
ぷにぷにしてる
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「体重増えました?」
[メイン] ウタ : 「う~ん確かに…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ぷにぷに触る。
[メイン] りあむ : 「…四捨五入すれば増えてないよ」
[メイン] 美樹さやか : 「こ、小泉はこういう時容赦ないよね」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「太りましたか、今度ダイエットラーメン紹介しますね」
[メイン] 美樹さやか : 若干引きつつ
[メイン] アリアル : 「まあ雑に疑いをかけた報いということで」
[メイン] りあむ : 「おわぁ~~~!!!????」
[メイン] 美樹さやか : 「それじゃ、今日はりあむでいいかな?」
[メイン] アリアル : 「まあこうなった以上、先にりあむを調べようか」
[メイン] アリアル : 「だね」
[メイン] ウタ : 「いいよ~~~!」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「了解」
[メイン] アリアル : 「お任せあれ、アリアルさんのすごいやつだ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「普段食べてる物も調べたいので、がさ入れします」
[メイン]
りあむ :
「しょうがないなあ…風呂とかトイレとか見ないでよ?」
若干怯える
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「覚悟してくださいりあむさん」
[メイン] 美樹さやか : 「ぐ、ぐいぐい行くな〜」
[メイン] りあむ : 「がさいれもすんの!?」
[メイン] アリアル : 「実質そう」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「します」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : キッパリ。
[メイン] りあむ : 「やっば全然片付けてない」
[メイン] 美樹さやか : 「……で、さ。言い出しづらいんだけど」
[メイン] アリアル : 「…ああ」
[メイン] 美樹さやか : 「犯人を見つけるにしろ、見つける前にしろ。私達は怪しい仲間を……その」
[メイン] アリアル : 「……皆まで言わずとも、そうだね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「…そうだね、私たちの中に犯人がいる以上……その”誰か”を懲らしめないと、また被害者が出る」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「…………」
りあむさんの横腹をぷにぷにしながら。
[メイン] アリアル : 「一時的にしろ、まずは隔離することになるよ」
[メイン] アリアル : 「本格的に調べてもらうことになるしね、誰かしら」
[メイン] りあむ : 「ひゃあん!やめて小泉さん!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「りあむさん、ダイエット頑張りましょう、隔離所で」
[メイン] りあむ : 「そこまで!?」
[メイン] アリアル : 「なので」
[メイン] アリアル : 「禍根を残さないためにも、今はその先を明言せず」
[メイン] アリアル : 「恨みっこなしで決めても良いかなと思ってるよ」
[メイン] 美樹さやか : 「……そーだね」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「……わかりました」
ぷにぷに。
[メイン] ウタ : 「……だね」
[メイン] アリアル : 「幸いその選択はお互い見えないような形式だしね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「…………そうするしか、ないね」
[メイン] 美樹さやか : 「…それじゃ、行こっか」
[メイン] アリアル : 「ああ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : こくりと頷く。
[メイン] りあむ : 「…悪く思わないでね?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ぷにぷに。
[メイン] 美樹さやか : 「もっちろん」
[メイン] 美樹さやか : さあ、投票の時間だ
[メイン] りあむ : 「ちょっとお!?シリアスに決めてたのに!?」
[メイン] GM : 戦慄の投票が始まった…
[メイン] 美樹さやか : s1d1 ウタ (1D1) > 1
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : sc1 りあむさんにダイエットラーメンを支給します c(1) > 1
[メイン] アリアル : s1d1 ウタ大統領… (1D1) > 1
[メイン] りあむ : s1d1 ウタ (1D1) > 1
[メイン] ウタ : S1d1 さやかかな? (1D1) > 1
[メイン] レイナ・プラウラー : s1d1 ウタ (1D1) > 1
[メイン] GM : 戦慄の開票時間だ
[メイン]
GM :
ウタ4票
さやか1票
りあむ1票
[メイン] GM : ウタが処刑の対象に選ばれた。
[メイン] 美樹さやか : 「…ごめんね、ウタ。ちょっと待ってたらすぐに解放されるから」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「………」
非常に申し訳なさそうな表情。
[メイン] ウタ : 「え~~~?は~~~い……」
[メイン] アリアル : 「ああ、大丈夫さ」
[メイン] りあむ : 「…頑張って!」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「……ごめん、疑って」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「ウタさん、これ」
カップラーメンを渡す。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「向こうでも、美味しく食べてください」
[メイン] ウタ : 「うわ!ありがとう!」
[メイン] 美樹さやか : 「うん、すぐに解決するからね!」
[メイン]
GM :
投票で選ばれた村人は、しばらく使われていなかった罪人用の簡易的な牢屋に収容されます。
監視もあるので中でオイタは出来ないでしょう。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「りあむさん、ラーメン食べに行きますよ」
[メイン] アリアル : 「アリアルさんのすごい予知を待っててくれたまへ」
[メイン] りあむ : 「え、今日はカレーのきぶ…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「ラーメンです」キッパリ
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : そのままラーメン屋へと向かって行った。
[メイン]
りあむ :
「は~い…ああああああ」
引きずられていく
[メイン] GM : そうして今日も日が暮れました。
[メイン] GM : そして戦慄の夜が訪れる……
[メイン]
GM :
10分の夜時間です。
[メイン] りあむ : ラーメン食べてる!よ!
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 美味しいですねりあむさん
[メイン] アリアル : アリアルさんの凄い予知タイムだ
[メイン] りあむ : 実際食べたらおいしいよね!
[メイン] レイナ・プラウラー : 歌ってるよ
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : はい、ラーメンとは無限大の可能性を秘めているのです
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : きっとりあむさんのそのぷにぷにも
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : なんとかなると思います
[メイン] 美樹さやか : 最近ハマったオカルト趣味が火を吹くよ!
[メイン] りあむ : そこまで行くと宗教なんだけど!?
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : なんとかなります
[メイン] りあむ : まあ食べて痩せられるならいっか~
[メイン] アリアル : オカルト趣味とは所謂恐怖で大魔王な感じかい
[メイン] 美樹さやか : どっちかっていうと憑依系〜
[メイン] アリアル : おやまあ
[メイン] アリアル : 取り憑くお化けだね
[メイン] レイナ・プラウラー : 最近自分が自分じゃなく感じる時がある?
[メイン] system : [ ] りあむの体重 : 0 → 1
[メイン] 美樹さやか : ないよ!!
[メイン] アリアル : 最近友人をすごいと思う?
[メイン] 美樹さやか : 思う
[メイン] レイナ・プラウラー : 思った
[メイン] アリアル : 照れるね
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 思います(ラーメンを啜りながら)
[メイン] アリアル : オカルティズムにもまけないすごさには困るね
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ズッ…!ズッ…!ズルッ…!(ラーメンを啜る音)
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 見てくださいこの、こってりスープ……
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 背脂が浮いてます、美味しさの塊です
[メイン] レイナ・プラウラー : ラッ…ラッ…ラァッ…!(歌を歌う声)
[メイン] 美樹さやか : の、濃厚……別の意味で
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : そしてこの、スープをよく吸った中太麺
[メイン] アリアル : 夜に聞くのは色々辛いね
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 噛み応えも良しです、ほどよく口の中でスープの風味を与えてくれます
[メイン] 美樹さやか : こ、このじかんにラーメンテロは戦争犯罪だよ!!
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
豚骨醤油ベースの、カロリーの化物です
美味しくないわけがありません
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : もちろんにんにくもたっぷり入れちゃいます
[メイン] 美樹さやか : ぬああああああ
[メイン] レイナ・プラウラー : つらい…お腹減って来た
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : それをスープに溶かさずに……
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 麺にべったりと付けたまま、啜ります
[メイン] 美樹さやか : やああああああ!!!!
[メイン] レイナ・プラウラー : まずい”本気”だ
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : これが"ライブ感"です
[メイン] アリアル : いかん空腹感に負ける
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : そしてスープによく浸した海苔を、真っ白のご飯に乗せます
[メイン] アリアル : ちょっと本気すぎない?
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 美味しいですよ
[メイン] 美樹さやか : 殺しに来てない?
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ご飯をその海苔で包んで、いただきます
[メイン] 美樹さやか : ぬあああああ
[メイン] GM : 夜が終わったが、秘匿会話は続けて構わないことを教える
[メイン] GM : 夜明けの処理を行う
[メイン]
GM :
ラーメンを啜る音と、誰かの歌声が聞こえます
ご機嫌な朝ですね
[メイン] GM : そして……
[メイン] GM : SNSを見るのであれば分かります。
[メイン]
GM :
どのニュースサイトも同じ通知を出している。
「有名アイドル炎上!?真夜中の情事」
[メイン] GM : りあむがさやかに乱暴されたとの内容で大炎上してます
[メイン] GM : そして戦慄の朝が訪れる…
[メイン]
アリアル :
「…君たち!!?」
走って飛び出す
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「なっ………!?こ、これは……」
ラーメン屋の暖簾を潜って出てきた小泉さんの片手には端末が。
[メイン] GM : 皆さんが一堂に集まっても、りあむの姿は見えないでしょう。
[メイン] アリアル : 「…今朝のものは見たかな?」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「………はい」
こくりと頷く。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「ん、見た……」
[メイン] 美樹さやか : 「見た……っていうか、巻き込まれた」
[メイン] 美樹さやか : 頭を掻きながら
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……さやかさん、説明を」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : じろりと、さやかの方を見ながら。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「どういうこと、さやか?」
[メイン] アリアル : 「その前に」
[メイン] 美樹さやか : 「む」
[メイン] アリアル : 「私の調査だが、りあむはおそらく白だ」
[メイン] アリアル : 「といっても、何をしていたかは今となってはわからない」
[メイン] 美樹さやか : 「まーね……ああ、後」
[メイン] アリアル : 「…正直、昨日のうちに言うべきだったことだが」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「…………」
悲しげな表情に。
[メイン] レイナ・プラウラー : 「……今頃、りあむは事務所で…」
[メイン] アリアル : 「何が出来るか、何をしてるかまではわからないんだ」
[メイン] 美樹さやか : 「わかってると思うけどさ、ウタは白だったよ」
[メイン] アリアル : 「言うなれば、それの良し悪しを測るのが限度だから」
[メイン] 美樹さやか : 霊媒の本を懐から取り出して
[メイン] アリアル : 「…なので、そう」
[メイン] アリアル : 「さやかの白を保証した身としては、こう言わせてもらう」
[メイン] アリアル : 「例え直接的な黒でなくとも、類するものはあり得てしまうと」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「………」
ちらりと、レイナの方を見て。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「レイナさんは、どう見ますか?」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「……その可能性は、あるのかも」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「昨日は考えもしなかったけど…犯人に協力者がいたとしたら…」
[メイン] 美樹さやか : 「類する者……って呼ばれると困っちゃうけど。だとするとさ」
[メイン] 美樹さやか : 「今日、あたしを吊ったら。村人は負けちゃうって事じゃないかな……」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「…………私は」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : くるりと、踵を貸して。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「"ラーメン仲間"を、信じることにします」
[メイン]
美樹さやか :
これは単純な算数の問題だ
村人として行動する狂人がいたとする
そして、それを吊ったとして
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「さようなら」
一人、歩いて行く。
[メイン] アリアル : 「…んむ」
[メイン] 美樹さやか : 人狼が一人仲間を食って仕舞えば、残りの数はタメ……まあ、即ち
[メイン] アリアル : 「思ったより難しい事になってしまった、ね」
[メイン] 美樹さやか : 「…信じても、無駄なんだけどなぁ」
[メイン] 美樹さやか : さやかは同情したような声色で言葉を溢す
[メイン] アリアル : 「…信じる事を否定はできないさ」
[メイン] アリアル : 「形ない信頼は時に何より雄弁なんだからね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「私は…私は……」
[メイン] 美樹さやか : 「…まーね、アリアルとレイナはどうする?」
[メイン] レイナ・プラウラー : 確かにそうだ。さやかのいうことは正しい
[メイン] 美樹さやか : 「…まあ、正直に言うとさ。あたしって相当半端な立場なんだ」
[メイン] レイナ・プラウラー : さやかが犯人じゃないとしたら…
[メイン] アリアル : 「…まあね、信頼は崩れてしまった」
[メイン] アリアル : 「だが、安心した前よ」
[メイン] アリアル : 「アリアルさんは友を信じるし何より私を信じてるからね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「…そうだね。私は私の信じる者を信じる」
[メイン] 美樹さやか : 「……えへへ、アリアルは変わらないなぁ」
[メイン] アリアル : 「私が塗った白を、覆す事はない」
[メイン] 美樹さやか : 「……それじゃ、投票の時間だけど。一応の方針は言っておこうか」
[メイン]
アリアル :
「…聞くのかい?」
[メイン] 美樹さやか : 「うん、これで最後かもしれないし。悔いなく全部をぶつけたいんだ」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「……聞くよ。友達だもんね」
[メイン] アリアル : 「いいよ、聞かせておくれ」
[メイン] 美樹さやか : 「…私は、小泉に投票する……っていうか、それしか無い」
[メイン] アリアル : 「…うん」
[メイン] アリアル : 「実のところ、私もそうだよ」
[メイン] 美樹さやか : 小泉は、リアムを信じると決めてしまった以上。これから自分が生き残った場合を考えれば……
[メイン] 美樹さやか : 「…えっ」
[メイン] アリアル : 「コレは疑いというよりも、もう一つ」
[メイン] アリアル : 「悲しみに耐えかねていると思う」
[メイン] 美樹さやか : 「…どういう、意味かな?」
[メイン] アリアル : 「友を追放することを選択する立場でいるのは、彼女には良くないと思うんだ」
[メイン]
美樹さやか :
「………」
少し、目を見開いて
[メイン] 美樹さやか : 「…そうだね」
[メイン] アリアル : 「…それに、疑いが無いわけでもない、建前じみてしまうけどね」
[メイン] 美樹さやか : 「ごめん、アリアル。あたしは……小泉に寄り添ってやれなかった」
[メイン] アリアル : 「いいのさ、君は君の立場がある」
[メイン] 美樹さやか : 友人をこんなにも思う人間が近くにいたというのに……情けない
[メイン] アリアル : 「難しい立場だろう、よくわかるよ」
[メイン] 美樹さやか : 「……ごめん、本当に」
[メイン] アリアル : 「謝らなくて良い」
[メイン] 美樹さやか : 顔を隠し、さやかは投票場へと走った
[メイン] アリアル : 「こんな狂った状況に心を貶めるのは誰にも良くないからね」
[メイン] アリアル : そう言って、同じく投票所へ
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「………」
その後を無言で見つめ
[メイン]
レイナ・プラウラー :
一つ、決めたように頷くと
投票所へと向かっていった
[メイン] GM : そして戦慄の投票時間が始まった…
[メイン] GM : 隔離対象に投票しろ
[メイン] 美樹さやか : s1d1 小泉 (1D1) > 1
[メイン] アリアル : s1d1 小泉 (1D1) > 1
[メイン] レイナ・プラウラー : s1d1 さやか (1D1) > 1
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : sc1 さやかさんです、ラーメン仲間から託されましたから c(1) > 1
[メイン] GM : 戦慄の開票時間だ
[メイン] GM : 同票だ
[メイン]
りあむ :
「うう…ぐすっぐすっ」
泣きながらとぼとぼ歩いてくる
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「! りあむさん……!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 駆け寄ります。カップラーメンも渡します。
[メイン] 美樹さやか : 「…うわー、ぐしょぐしょ」
[メイン] アリアル : 「…成る程」
[メイン] りあむ : 「誰のせいだよ!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「大丈夫ですか……?お腹、空いてませんか……?」
[メイン] 美樹さやか : 「知らないよ!」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「りあむ…」
[メイン] アリアル : 「まあ、多くは聞かないよ」
[メイン] りあむ : 「ラーメンは後でもらうぅ…」
[メイン] アリアル : 「君に与えられた権利を使うんだろう?」
[メイン] アリアル : 「胸を張って、決断してくれ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : その答えに満足そうな顔になる。
[メイン] 美樹さやか : 「……こーなったら、覚悟するしかないなぁ」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「そう…私たちはりあむの決断に従う。その決定を非難したりはしない」
[メイン] 美樹さやか : 神妙な顔をして待っている
[メイン] アリアル : 「…」
[メイン] りあむ : 「さやかに乱暴されて炎上したのになんかボクのせいになったんだからな!職を失った恨みを喰らえ!さやかに投票だ!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「ラーメン屋やります?」
[メイン] りあむ : 「餃子しか焼けないけどできるかなぁ!?」
[メイン] 美樹さやか : 「……あはは、じゃあ仕方ない」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「多分できます」
[メイン] アリアル : 「…餃子の方が美味しいラーメン屋もあるからね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「むしろ適職では?」
[メイン] アリアル : 「っと、それより」
[メイン]
美樹さやか :
どーいう理由かは知らないけど
私は二人の絆ってやつに負けたらしい
[メイン] アリアル : さやかに向いて
[メイン] 美樹さやか : 「…参ったなぁ」
[メイン] アリアル : 「今回は残念だったかもしれないが、そう気を落とさなくていい」
[メイン] 美樹さやか : てへへ、なんて顔をして
[メイン] アリアル : 「私は信じてたし、コレで覆る事もないよ」
[メイン] 美樹さやか : 「……もー」
[メイン] アリアル : 「ちょっとの間、合宿みたいなものさ」
[メイン] 美樹さやか : 「アリアルは、優しいなぁ」
[メイン]
アリアル :
「言われ慣れてるよ」
くすりと笑いつつ
[メイン] 美樹さやか : 困ったように笑顔を浮かべると、さやかは収容所へと歩き去った
[メイン] アリアル : 「いってしまったか」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「…じゃあね……さやか」
その背にそっと声をかけ
[メイン]
アリアル :
「どうであれ、決着がつくと良いのだけど」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……………」
[メイン] りあむ : 「みんな加害者の心配するのひどくない!?」
[メイン] りあむ : 「ボクに味方はいないのか!?」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「りあむは…なんか元気そうだったから」
[メイン] アリアル : 「居るだろうそこに」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ぷにぷに。
[メイン] アリアル : 「君にゾッコンなラーメンマニアがね」
[メイン] りあむ : 「ひゃううん!?ごめんて!」
[メイン] アリアル : 「さて、じゃあ」
[メイン] アリアル : 「小泉、君を先に調べると宣言しておくよ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : こくりと頷く。
[メイン] アリアル : 「疑ってる訳ではない、とも付け加えておく」
[メイン] アリアル : 「それでは、また明日」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「私は…いつも通り歌うよ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「構いません」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「うん、また明日」
[メイン] アリアル : 微笑んで、家に帰る
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 無表情のまま、二人の背を見送る。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……私はラーメンに対する想いを、そして皆さんには……」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「皆さんの、強い想いが……」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「まるで……ヤサイマシマシカラメマシアブラスクナメニンニクですね」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : そして小泉は、りあむの横腹を摘まんだまま、次のラーメン屋へと向かった。
[メイン]
りあむ :
「なんでそこひっぱるのおおおおお!?」
連れてかれる
[メイン]
GM :
[メイン] GM : そして戦慄の夜が訪れた……
[メイン] GM : また、夜が更ける前あなたたちは何らかの形で『収容所からさやかが脱走した』ということを知ることができます。
[メイン] GM : 10分間の夜時間ですね
[メイン] ラーメン大好き小泉さん :
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 私は、いつも通りラーメンを食べていました。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 深夜のラーメンは、魅惑的です。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ですが、店内のテレビを見て……。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「…………!こ、これは一体……!?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : そう思っていると……。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん :
[メイン] 美樹さやか : はいはーい
[メイン] アリアル : はーい
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : さやかと対峙する小泉。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……嫌なこと、ですか?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 赤のジト目を、細めながら。
[メイン] アリアル : 「やぁ、やぁ」
[メイン] アリアル : 「こんな夜更けに、どうも」
[メイン] 美樹さやか : 「裏切られて、散々自分を蔑んで……そんな自分でいるのが嫌になって…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「…………っ!!」
[メイン] アリアル : 「アリアルさんだよ」
[メイン] 美樹さやか : 「だからさ……」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ぞわりと、背筋が凍るような感覚。
[メイン] 美樹さやか : 「自分が、そっちに回ろうと思ったんだ」
[メイン] 美樹さやか : 「騙して」
[メイン] 美樹さやか : 「裏切って」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………思い留まることは、できないのでしょうか」
[メイン] 美樹さやか : 「蔑み、犯す……フフ」
[メイン] アリアル : 「…ふむ、つまり」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : たらりと、冷や汗が頬を伝う。
[メイン] アリアル : 「君は奪われるのが怖かったのかい?」
[メイン] 美樹さやか : 「うん」
[メイン] 美樹さやか : 「だから奪う、落としても気づかないほど」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………誰かに、裏切られる………」
[メイン] アリアル : 「おっと」
[メイン] 美樹さやか : 「堕とすんだ。誰も手が届かないほど深くまで」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 自分の胸の辺りに、拳をきゅっと握り。
[メイン] アリアル : 「…少し極端かもしれないね」
[メイン] アリアル : 「君は、確かに辛い思いをしただろうけども」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………………それは……確かに……」
[メイン] 美樹さやか : 「……わかってるけどさ」
[メイン] アリアル : 「ここでの日々まで奪われたかい?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ……もしも、自分と同じものを好きな者が、自分を裏切ってしまったら?
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : それは……あまりにも、悲し過ぎます。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 辛いです。耐えることが、できません。
[メイン] アリアル : 「私は、君を守ってあげたと思っているんだが」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : こくりと、頷く。
[メイン] アリアル : 「…無論、最善ではなかったかもしれないが」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………さやかさん、あなたは、一人ではありません」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ちらりと、アリアルの姿を目で捉えながら。
[メイン] 美樹さやか : 「…充分守ってくれた、と思ってるけどさ」
[メイン] アリアル : 「けども?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 二人の、投票後のやり取りには……。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 私の目には、"友情"があった。
[メイン] 美樹さやか : 「……」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ………そう、見えたのです。
[メイン] 美樹さやか : 「参ったなぁ…」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「…………私は、悲しいです」
[メイン] アリアル : 「…今もあるさ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……さやかさんが、そこまで……重い物を背負ってることを気づけなくて……」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……そして、さやかさんがその想いを今までずっと、隠してきたことも………」
[メイン] 美樹さやか : 「……そりゃ無理だよ」
[メイン] アリアル : 「…君の想いを聞かせておくれよ」
[メイン] アリアル : 一歩進み
[メイン] アリアル : 二歩進み
[メイン] アリアル : 「無理ではないよ」
[メイン] アリアル : 「知っていたよ」
[メイン] アリアル : 「私は、君のことをね」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
"孤独"なさやかに寄る、アリアルの姿を見て。
ゆっくりと、頷く。
[メイン] アリアル : 目を合わせる、銀のような瞳で
[メイン] 美樹さやか : 「…その気持ちは、とっても嬉しいけどさ。だったら、どうして」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ………乱暴したいほどの、むしゃくしゃした、やりきれない思い。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : きっとそれは、本当に、胸が痛くて……張り裂けそうなもの……。
[メイン] アリアル : 「それは、簡単さ」
[メイン] 美樹さやか : 「アリアルは、全部知ってて仲間を差し出したの?」
[メイン] アリアル : 「繋ぎ合わせる為だよ」
[メイン] 美樹さやか : 懐からビデオを取り出し
[メイン] アリアル : それに目を向ける
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………!」
[メイン] 美樹さやか : 「…この中にさ、店主さんとか。りあむにした時の映像がある」
[メイン] 美樹さやか : 「店主さん……はまあ、知らなかったにしても」
[メイン] 美樹さやか : 「りあむが、こうされる時。アリアルは知ってた」
[メイン]
美樹さやか :
映像を見せつける
抵抗を、悲鳴を上げる姿を。そして
[メイン] アリアル : 「そうだね」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「…………っ……」
胸が、ちくりと痛みます。
[メイン] アリアル : 「でも」
[メイン] アリアル : 「じゃあ、もし」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : きっとこれが、"失う"という感情の……。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : でも……さやかさんはきっと……"もっと"。
[メイン] アリアル : 「それらを解決するもう一つが」
[メイン] アリアル : 「ただ君を追い出して、悪と詰る事だと言われたら」
[メイン] アリアル : 「そんな酷い話はないと思わないかい?」
[メイン] アリアル : 目の前
[メイン] アリアル : さやかの目前、触れ合うほどの距離
[メイン] 美樹さやか : 「……ねえ、アリアル。アンタは私に寄り添ってくれた」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ぞわりと、鳥肌が立つ。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : まるで空気が、凍ってしまったように感じられます。
[メイン] 美樹さやか : 「りあむを生贄にして、今日。小泉まで差し出そうとしてくれたんだ」
[メイン] 美樹さやか : ニタリ、と頬が月のように歪み
[メイン] 美樹さやか :
[メイン] アリアル : 「まさかね」
[メイン] アリアル : 「ただ、そうだな」
[メイン] アリアル : 「私は、選んだんだよ」
[メイン] 美樹さやか : 「私を売った、悪魔みたいに?」
[メイン] アリアル : 「隔離されてしまえば、知らずに済み」
[メイン] 美樹さやか : 冷ややかだ、その声は
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………………っ!!」
[メイン] アリアル : 「残すのなら、手を差し伸べようと」
[メイン]
美樹さやか :
どこまでも、どこまでも。
永劫の呪いが反芻を繰り返す
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
恨みの感情の吐露。あまりにも、大きすぎる。
そう、それはまるで、呪い。
[メイン] 美樹さやか : このザマは、ああ。このザマはそうだ
[メイン] アリアル : 「…私は君を愛そうとしたと言えば笑うかい?」
[メイン] アリアル : 「君に手を差し伸べた理由は、君が私に賞賛をしてくれたというただ単純な理由だと言えば」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……………」
[メイン] : 「─────夢も希望も、あったかしらねぇ?」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
それでも、さやかさんに寄り添おうとする、アリアルさん。
………じゃあ、私は……?
ラーメン仲間すら守る事ができなかった、私は………?
[メイン] 美樹さやか : 私が砕けた日の裏切りと、何も変わりはしなかった
[メイン] アリアル : 「……夢も希望も、私には刻まないけど」
[メイン] アリアル : 「愛だけは振りまくのさ、私と言う生き物は」
[メイン] アリアル : 手を伸ばして、掴もうとする
[メイン] アリアル : 「広い世界を見て絶望してしまうのなら、引きずり落としたっていいんだよ」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
「…………私もっ」
怯えながらも、声を張る。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「人は、間違えるものだと、思ってます……!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「深夜にラーメンを食べて太ってしまうアイドルだっています」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「大事なのは……そこからどうするか……」
[メイン] 美樹さやか : 「…だから、許せ。許してあげるの?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「……はいっ」
[メイン] 美樹さやか : 声は底冷えたまま
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 強く頷き。
[メイン] 美樹さやか :
[メイン] 美樹さやか : 「無理だね」
[メイン] 美樹さやか :
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「─────それでもっ!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「私は、さやかさんを……」
[メイン] 美樹さやか : 「ならさ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 怖い、肌の震えが止まりません。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「─────許します」
[メイン] 美樹さやか : 「いらないよ、たださ」
[メイン] 美樹さやか : 「癒してくれればいいんだ。その為に……」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………………!」
[メイン] 美樹さやか : 「便利にッ!使われて、くれればさぁ!!!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「さ、さやかさんっ………!?」
[メイン] 美樹さやか : 哄笑を上げ、手を伸ばす
[メイン] 美樹さやか : ああ、勇者が登場するなら今だろう
[メイン]
アリアル :
「…難しいね、ミリアル」
声を顰めて、仕方ないと笑い
[メイン] アリアル : するりと影は離れる
[メイン]
りあむ :
「待ったー!」
はぁはぁ吐息を切らせながら走ってくる
[メイン]
美樹さやか :
強く、勇敢な光の死者がいるなら助けるがいい
それは無理なら……
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………………!!」
[メイン] 美樹さやか : 「………あーら」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : その声に、バッ、と顔を向ける。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「り、りあむさん………!!?」
[メイン] 美樹さやか : 「もうにどと立ち直らせないつもりでやったんだけど、まだ動くんだ」
[メイン]
りあむ :
「おまえ…マジ…ふざけ…ハァハァ…」
途中で息が切れる
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ごくりっ、と固唾を飲み込み。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : りあむの額の汗を、ハンカチで拭く。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : アブラオオメだ。
[メイン] りあむ : 「罪も償わずに出てきたと思ったらやることがこれか!よ!」
[メイン] 美樹さやか : ……
[メイン] 美樹さやか : 「うん! さやかちゃんは、もうどうしようもないんだよ!」
[メイン] 美樹さやか : ヘラヘラと笑いながら、道家のように戯け始める
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : いつも通りのさやかさんになったはずなのに。
[メイン] りあむ : 「お前!逃げるのか!?」
[メイン] 美樹さやか : 「昔みたいに、取り繕っても。あっという間に限界が来て 目についた相手を喰ってさぁ」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : まるで、いつものさやかさんじゃないように、見えて。
[メイン] 美樹さやか : 「そう、逃げてるんだよ。 真っ当に向き合うことからさ」
[メイン] 美樹さやか : ビンゴ!と笑い
[メイン] りあむ : 「ボクなんてお前のせいでこんなことになってんのに!頑張ってんだぞ!元ニートみたいなもんなのに!」
[メイン] りあむ : 「こんなことしといて逃げるなんて許さないぞ!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : さすがりあむさん……。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ダイエットから逃げた人の言葉とは思えない迫力です……。
[メイン] りあむ : 「誰でも辛いことの一つや二つあんだよ!お前が自分しか見ようとしないだけでな!」
[メイン] 美樹さやか : 「んー、りあむちゃんさ」
[メイン] 美樹さやか : 「それ以上、同じことだけ言う気なら。私、小泉の事、もう返さないよ?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「ひっ………!?」
[メイン] 美樹さやか : 小泉の腕をグイと掴み、抱き寄せる
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
脚がガタガタと震えていて……。
バランスを崩された積木のように、さやかの方へ引っ張られてしまう。
[メイン] 美樹さやか : 「もうさ、分かりなよ。 人でなしなんて助けなくていいんだって……誰も、彼も。お人好しなんだからさー」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
自分よりも、背の低いさやかさんが相手だというのに
その力はとても、強く、そして、感情が……大きい。
[メイン] 美樹さやか : 「君はさ、小泉ちゃんを助けに来たんでしょ? 私だって言うなら、そこで見てなよ」
[メイン] 美樹さやか : 「私が、全部壊してく様子をさ」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
世界に絶望した少女の、悲痛さが、とても……痛いっ……。
腕が、軋んでしまいそうなくらいに……!!
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ぎりりり、と血管が圧迫されてしまいます。
[メイン]
美樹さやか :
それが救いだ
奈落の如く深い闇は、吐き出す事でしか癒されない。もう、光を目指すなんて道理はない
[メイン] 美樹さやか : 「だからさ……浮気はやめて」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………………っ……」
[メイン] 美樹さやか : 「選びなよ、どっちがいいか」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : もう……駄目だ。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「─────りあむさんっ!!!」
[メイン] 美樹さやか : 自分と小泉を、指で指し
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「逃げてください!!!!!!!」
[メイン] 美樹さやか : 「おっと…」
[メイン] りあむ : 「もともと小泉さんはお前のもんじゃないだろ!それにいつ誰がお前を助けるなんて言った!」
[メイン]
りあむ :
「そんなに自分が大好きなら目でも耳でも塞いで一人で一生どっかに言ってろ!よ!いでっ!」
駆け寄ろうとして転ぶ
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「あぁっ……!!?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 大きく転ぶりあむを見て、心配そうに、目を大きく見開かせる。
[メイン] 美樹さやか : 「あーあ、転んじゃった。がんばれ、がんばれ〜」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「だ、だめです……!!りあむさん………!!!そんな……!!」
[メイン] 美樹さやか : 「挫けてたら、なにもかーも無くなって。魔女になっちゃうよ〜?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「ア、アイドルは……!血を出しちゃ、駄目ですよ……!!!」
[メイン] 美樹さやか : 「そっち?」
[メイン]
りあむ :
「ぐぐっ!大丈夫!炎上なら慣れてるからさ!」
走り寄ってその手を握る
[メイン] 美樹さやか : 思わず真顔で振り返った後、咳をして
[メイン] 美樹さやか : 「さあさ、ほら!がんばんなよ!」
[メイン] 美樹さやか : 椅子をりあむの方へ蹴り上げる
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「─────っ!!!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : りあむの手を、握り返そうとするも。
[メイン] りあむ : 腕で顔をかばって体ごとぶつかる
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「やぁあああぁっ!?!?りあむさんっ!?!?!!?」
[メイン] 美樹さやか : 「あれ、まさか挫けちゃう?」
[メイン] りあむ : おそらく痣になるあとをつけながらも走って
[メイン] 美樹さやか : 嘲笑う
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「っっっっっ!!!!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「だ、だめです!!!もう、終わりにしましょう……!!!!!」
[メイン] 美樹さやか : 「よーしよーし。そうこなくっちゃ!」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
もう、りあむが傷つくのを見たくないという風に
首を激しく横に振りながら。小泉の橙色の髪を散らしながら。
[メイン] りあむ : 息も絶え絶えになりながら小泉に手を伸ばす
[メイン] 美樹さやか : 「あら、小泉がギブアップすんの?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「─────っ……!」
[メイン] 美樹さやか : 「りあむはあんなに頑張ってんのに」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : さやかの言葉に、ハッ、とする。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「…………私は……私はっ……!」
[メイン] 美樹さやか : 「小泉ちゃんは、楽になりたいわけ?」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 必死に、ズタボロになっても、手を伸ばしてくれるりあむさんに─────。
[メイン] 美樹さやか : 「……我慢とか、する時じゃないっての」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ─────きっと、恋を、しているのかもしれないです。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………………えいっ!!」
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
僅かばかりの力で、さやかを突き飛ばそうし
そしてりあむに、思いっきり手を伸ばす。
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
そうです、りあむさんがあんなにも頑張っているのに?
私がこうして、何もかもを諦めて、それで終わりにしてしまうだなんて。
そんなのは………。
[メイン]
美樹さやか :
するり、と手は抜けて
わざとらしく、大袈裟にすっ転ぶ
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
せっかくできた、美味しそうなラーメンに
店員さんがスープに親指を突っ込ませながら持ってきた時と、同じようなものです。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「りあむさんーーーーーーーーーーーー!!!!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : そして、私が心動くあなたを、力一杯抱き締めます。
[メイン]
りあむ :
「はぁー…!よかった」
[メイン] りあむ : 「ラーメンダイエット、するんでしょ?このままじゃボク豚になっちゃうよ」
[メイン] りあむ : そう言って抱き返す
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………!!!」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : ぼろぼろと、大粒の涙が堪えきれず。
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「はいっ!!一緒に、ラーメン!!食べましょうっ!!!」
[メイン]
美樹さやか :
倒れ込んだまま、表情は見えないが
口元は笑ったまま
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
喉の奥が突っかかりそうなくらい、胸から込み上げてくる感情を抑えきれず。
満面の笑顔で、彼女に応えます。
[メイン] りあむ : 「ということだからさ!悪いけど、さやかの居場所はないからな!」
[メイン] 美樹さやか : 「……そーだねー」
[メイン] ラーメン大好き小泉さん : 「………ごめんなさいっ」
[メイン] 美樹さやか : ガラガラと、体に落ちた物を落とし
[メイン]
ラーメン大好き小泉さん :
さやかに、大きく頭を下げ。
そして、りあむの腕を取り、来た道を走っていく。
[メイン] 美樹さやか : 「…そーだよ、逃げて逃げて」
[メイン] 美樹さやか : 「走って走って、大声で歌うんだ」
[メイン] 美樹さやか : 「…魔女がさ、化けて出てこないうちに」
[メイン] 美樹さやか : フラリ、と起き上がると自分も店から出て行こうとする
[メイン] 美樹さやか : 「……じゃーね、散々世話になって、ぶち撒けて。結局このザマだったけど」
[メイン] 美樹さやか : 「一緒にいてくれて、嬉しかったよ」
[メイン] 美樹さやか :
[メイン] アリアル :
[メイン] アリアル :
[メイン] アリアル : 「さてと」
[メイン] アリアル : 白い影が街の端、騒ぎの外で立って
[メイン] アリアル : 「ここまでしてしまえば、いずれ除かれてしまうね」
[メイン] アリアル : 「残念、それは不本意なんだよ」
[メイン] アリアル : 「ね、レイナ」
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「うん…」
アリアルの前で一人だと、恍惚とした顔で彼女を見つめている
[メイン] アリアル : 「奪っていくようでアレだけども」
[メイン] アリアル : 「…次の街では二人で暮らそうか、それがいい」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「…うん!私も、それがいい」
[メイン] アリアル : 「よしよし、それじゃあ次のバスに乗って行こう」
[メイン] アリアル : 「きっと次も優しい友達が出来る」
[メイン] アリアル : 「もしそうでなくとも、君を寂しくはしないよ」
[メイン] アリアル : 「だって私はアリアルさんだからね」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「大丈夫…私もアリアルと一緒なら」
[メイン] レイナ・プラウラー : 「ずっと…幸せ」
[メイン] アリアル : 「ふふ…それなら、何より」
[メイン] アリアル : 「きっともっと刻んであげようともさ」
[メイン]
アリアル :
「もっと甘い、愛をね」
にこりと笑って、手を引き
[メイン] アリアル : くらくらとする少女を、攫っていく
[メイン]
レイナ・プラウラー :
「フフ…フフフ…」
攫われながら。どこまでも幸せそうに笑っていた
[メイン] アリアル : 白い影が見えなくなる頃、化かされたように二人は消える
[メイン] アリアル : きっと神隠し、だから探さなくても大丈夫
[メイン] アリアル : 二人はその先で幸せになるのだからね
[メイン] アリアル : めでたし、めでたし